■薬物療法と精神療法の併用
「睡眠薬や安定剤に頼るのはよくない」と一般によくいわれていますが、心療内科で処方される最近の薬剤は従来の薬剤と比べると副作用が少なく、また多くの作用が期待できるものになってきています。
しっかりとした診断に基づいて医師が処方する限りは、薬剤について心配をなさる必要はありません。
しかし薬物療法だけではまだ十分とはいえず、症状に応じて、それぞれの方に精神療法を併用することで、より治療の作用を期待することができます。

■薬剤はできるだけ少量で。
薬剤が進歩していることは既にご説明した通りですが、それでも使用する薬剤は可能な限り少量で治療する。
これが当院の薬物療法についての基本的な方針です。

■初めて受診される方には十分な時間をかけてお話をお伺いいたします。
当院では初めて受診される患者様には、まず担当の職員が問診を行います。単に現在の症状のみについてお聞きするのではなく、過去の生活歴、現在おかれている職場や家庭や学校での状況、心理的・性格的な傾向などについて十分な時間をかけてお話をお伺いします。この問診が先々の治療方針の決定にとっての重要な指針になるのです。
このため当院では初めて受診される方は事前にお電話にてご予約いただいております。

■カウンセリング
当院では臨床心理士によるカウンセリングを行っています。
詳細はカウンセリングのページをご覧ください。

診療時間

※：土曜日は9:30～13:30まで診療
休診：水曜、土曜午後、日曜、祝日